訪問リハビリと指示書
訪問リハビリを行う際には、訪問リハビリテーション指示書があります。指示書には現状の病歴などが記載されます。また治療方針や治療内容が記載されます。医学的な所見などの項目も記載されますので、訪問リハビリテーションを実際に行うために訪問する療養士はこうした指示書を確認しながら本人の状況を把握します。
指示書には具体的なリハビリテーションの方針や支持内容が記載されます。例えば関節可動域練習や高次脳機能訓練、日常生活関連活動練習、筋力強化練習、言語練習、耐久性向上練習、協調性改善練習、呼吸機能向上練習、コミュニケーション練習、日常生活動作練習などになります。
実際の訪問リハビリテーションでは、この指示書に従って作業が行われます。訪問看護や訪問リハビリテーションを行うには、医師の指示が必要です。また主治医への報告書の提出など非常に連携が求められます。
訪問リハビリの費用については、利用する保険の種対によって割合が変わります。
例えば、介護保険で訪問リハビリを利用する場合には、他の居宅サービスと同様で費用の1割負担となります。また後期高齢者の場合では、一定以上所得者は費用の3割負担となります。
健康保険や国民健康保険で利用するときには、70歳以上の方は1割負担、70歳未満の方は3割負担となります。
