訪問リハビリの求人
訪問リハビリテーションを行えるのは、言語聴覚士、視能訓練士、作業療養士、理学療法士と呼ばれる国家資格を取得した方になりますのでだれでもが訪問リハビリを行えるわけではありません。リハビリテーション専門職として訪問リハビリだけではなく、プロスポーツの分野で活躍している方や、スポーツクラブなどでのサポーターなどの専門性の高い職業になります。
理学療法士は訪問リハビリにおいて、反復運動を行う基本的な動作能力の回復を目指します。高齢化社会が進むにつれてこうしたリハビリテーション専門職を育てる専門学校や資格制度も整備が進んできている状況があります。
リハビリの中でも失語症や高次能機能障害、摂食嚥下障害がある方の回復期に向けてのリハビリテーションの場合は、言語聴覚士がリハビリにあたることも多いようです。言語聴覚士は食べる事や飲む事に問題がある方を支援する専門士ですので、問題に対して検査、評価を行い、必要に応じてリハビリ訓練や助言、指導を行います。
視能訓練士は、主に眼科で医師のもと視能検査を行ったり、治療の訓練などを行う国家資格を持った医療技術者です。もっとも多い職場としては、眼科が資格取得者全体の４０％弱となります。その他では、眼科のある病院がほとんどを占めています。
視能訓練士とリハビリ、訪問リハビリという観点で考えると視力の低下がある高齢者へのリハビリ指導が上げられます。年をとってくると視力機能の低下が進むことが多く、拡大鏡や遮光眼鏡などの選定や使い方などを指導します。
作業療養士は訪問リハビリテーションの現場において非常に重要な役割を担う人材となります。国家資格取得者として、応用的な動作能力や社会的適応能力の回復を目指し、さまざまな作業を行うことを通じて、利用者に治療や助言を行います。作業療養士は高齢者だけではなく、身体や精神に障がいを持つ方に対して関わる仕事になりますので幅の広い求人情報が掲載されています。
